池田高校化学部では、今年の8月16日から18日の日程で合宿を行います。 一昨年は直島の銅の製錬所や岡山の水島コンビナートを見学しました (昨年は部員数減少のため名古屋・四日市のプランを断念)。 今年のテーマはうどん・塩・温泉です。 これらの共通するテーマは”イオン”です。うどんの腰には塩化物イオンが必要であることが 日本の研究者により解明され、塩づくりは海水からの電解質の分離過程です。 また、化学部では天然の水溶液である温泉の泉質に着目し、成分の比較を試みます。 うどん打ち、復元塩田での塩作り、琴平温泉といった体験も楽しみですが、 目玉はなんといっても香川大学教授2名による「うどん学」「温泉学」の講義です。 身近なテーマを学問として深く理解する、とても意義深い研修になりそうです。