2015年2月10日火曜日

『池高×京造 アートプロジェクト』 レポート5

今回のACOPでは、作品選びのコツについて学んだ後、実際に鑑賞ナビゲーターを務める体験をしました。

ACOPにおいて、ナビゲーターの役目はあくまで鑑賞する人々の考えをプッシュすることであり、自分の考えをあまり前に押し出してはいけません。

しかし私がナビゲーターを務めた際、どうしても結論を急いで引き出そうとしてしまったり、相手の考えを自分の解釈で話しすぎてしまったり、また焦りがちなところもあるのに話をどこで切ればいいかわからず時間がだらだらと伸びてしまうといった問題が起きました。

どうすれば鑑賞者の思考をより発展させられるのか、そのためにはどの話を刺激していけばいいのか、その判断は非常に難しく感じられます。

逆に「言葉の言い換えがうまい」「質問がよく出てきて良い」などと褒めていただけたこともありますが、やはり課題のほうが大きいことは明らかなので、改善に向けての練習を重ねていきたいと思います。